人気記事

■【口コミ】垂水区でおすすめ人気の整骨院をお探しなら！【神戸市】

■【垂水区】保険適用が可能！まっち整体整骨院【神戸市】【腰痛】【肩こり】【五十肩】

■腰の痛み、腰痛に「骨盤矯正」が効果的な３つの理由

■肩が挙がらない！それは五十肩かも？【原因と対策】

こちらのページにて

カテゴリ別に記事を掲載しています！

⇒まっち整体整骨院：記事まとめ

－－－－－－－－－－－－－－－－－－

女性は男性に比べて

膝を痛めやすく

膝周りの疾患を多く抱えています。

当院の患者様も例に漏れず

膝の痛みを訴えられて

来院される方の多くは

女性が圧倒的に多いです。

では、なぜ女性は膝を痛めやすいのか？

その理由や

予防と対策ついて

今回はお伝えさせていただきます。

■なぜ女性は膝を痛めやすいのか？

女性が膝を痛める

その原因の主されてるのが

「エストロゲンの減少」

によるものです。

前回の骨粗鬆症の記事でも

お伝えした通り、

女性は閉経後に

エストロゲンの分泌量が低下します。

＞【原因と対策】女性は骨粗鬆症になりやすい？【治療法】

エストロゲンが減少すると

骨密度は低下し

骨に掛かる負担も大きくなり、

膝関節にある軟骨のすり減り

膝蓋骨（膝のお皿）の摩耗も

著しく増加します。

また、女性は男性に比べて

身体の筋肉量も少なく

体重を支える負荷の割合が

骨に掛かりやすくなります。

さらに、

女性は膝関節が

内側に向きやすい形をしており

歩行時やジャンプなどの動作で

内側への力が働き

変形性膝関節症にもなりやすいです。

＿◆内側広筋斜頭（VMO）の筋力低下に伴う膝の痛み

膝関節の周りは

筋肉で囲まれており

内側および外側にある筋肉

膝蓋骨（お皿）を覆うように走行する筋肉

などがあります。

この中でも

内側広筋斜頭（VMO：vastus medialis obliquus）と呼ばれる筋肉は

膝関節の外側にある外側広筋と共に、

膝蓋骨（お皿）が

安定して動作できるように働きます。

しかし、

内側広筋斜頭は下肢の筋肉の中でも

普段あまり使わない筋肉であり、

その分、衰えやすく

また鍛えるのに苦労する筋肉でもあります。

筋肉が衰えることで

膝蓋骨の不安定性が生まれてしまい

結果として膝関節の変形や痛みに繋がります。

また、先述したように

女性は男性と比べて

筋肉量が少なく、

内側広筋斜頭も衰えやすい傾向にあります。

＿◆Q角の増大による膝関節の異常と痛み

Q角（Quadliceps Angle）とは、

骨盤の外側（上前腸骨棘）から

下腿の骨（脛骨粗面）に

向かって引いた線と

膝蓋骨（お皿）の中央の線

この２本の線が

織りなす角度の事を指します。

一般的に

正常値が平均14°（男性10°、女性15°）で、

20°以上で異常だと判断されます。

つまり、

この角度が大きくなるほど

膝の内側が突出した形になり

O脚になっていきます。

逆に角度が小さい、

むしろマイナスになると

膝が外側に突出した形になり

X脚になっていきます。

このQ角が増大する原因は

・内側広筋の弱化

・内側膝蓋支帯の損傷

・内側側副靭帯の伸張、損傷

・外側広筋・大腿筋膜張筋の過緊張

です。

■膝の痛みを予防する方法

膝の痛みを予防するには

運動とストレッチが効果的です。

＿◆パセラセッティング

内側広筋の筋力増強に

効果的な運動方法です。

膝の後面に

丸めたタオルやクッションを置き

足の関節背屈しながら、

踵を前方へ押し出すように、膝関節を伸ばします。

この時、

踵に負荷を加えることで

より力が入れやすくなります。

また、同時に

股関節を伸展・内転・内旋の動きも加えると

内側広筋の収縮力が増強するので

併せて行いましょう。

＿◆大腿筋膜張筋のストレッチ

膝の痛みを訴えられる方の多くは

下肢の外側にある筋肉の

大腿筋膜張筋も緊張しやすくなります。

ですので、

大腿筋膜張筋もストレッチして

筋緊張を取るようにしましょう。

上半身を起こしたまま

横向きに寝て足をクロスさせます。

一方の下肢を床につけて伸ばし

もう片方を膝を立てた状態にします。

この姿勢のまま

床につけて伸ばしている下肢の

股関節の横の辺りを伸ばすように意識しながら

身体を捻ります。

伸びているのを感じたら

そのままの位置で１０秒ほどキープします。

左右両方とも行いましょう。

■膝の痛みの治療方法

筋力の低下、

筋緊張の増大による

膝の痛みの場合は

運動やストレッチが必要です。

ただ、

注意しなければならないのが

「半月板損傷による膝の痛み」

ですね。

軽度の損傷であれば

膝周りの筋力をつけることで

膝関節に掛かる負担を

軽減させることができますが

・損傷具合が大きい場合

・強い痛みが持続する場合

・ひっかかるような症状が続く場合

などは

「手術をする」という選択肢

を選ぶ必要もでてきます。

■今回のまとめ

膝の痛みは放置しておくと

より悪化して、

歩行困難な状態にもなります。

痛みが強くなればなるほど

動くの嫌になり

運動やストレッチを

する気も冷めてしまい

より悪い方向へと傾いていきます。

そうならない為に

普段からの運動やストレッチを

怠らずに行いましょう。

もちろん、

当院にご来院いただき

治療していく事も可能です。

今回の内容が

参考になると幸いです。

Related posts:

首の寝違えには肩甲骨が重要だった？！肩甲骨を意識して動かすストレッチとは 残暑が続く季節、秋にも熱中症対策は必須です！ 骨盤底筋群ってなに？鍛える効果と骨盤矯正について 【治療】ぎっくり腰の対処法、おすすめの運動方法も紹介します