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10月も終わりに近づき

朝晩の冷え込みがより一層増してきましたね。

昼間の日差しがある時間は

まだ温かいのですが

朝と晩は冷えて寒い寒い＾＾；

という事で

今回は「冷える＝冷え性」について解説し

足の冷え性に効果抜群のツボ「三陰交」について

お伝えしていきます。

■「冷え性」とは何か？

そもそもの話ですが

皆さんがよく聞く「冷え性」

とは何かご存知でしょうか？

冷え性とは、、、

人がそこまで寒さを感じない温度にも関わらず

手足などを冷たく感じてしまう症状です。

実際に体温が低い、触ると冷たい

という事ではありません。

「寒さを感じない温度なのに、寒いと感じてしまう」

その様な症状のことを

「冷え性」といいます。

また、冷え性になると起こりやすい

症状として挙げられるのが

・肩こり、首こり

・腰痛

・頭痛

・膀胱炎

・生理不順

・風邪

・アレルギー

・肌荒れ

・イライラなどの精神的なもの

・不眠

冷え性を改善することで

上記のような症状も同時に改善する可能性はあります。

■冷え性の原因とは？

人間の体は

寒い・暑い環境であっても

体温を一定に保つための働きがあります。

寒いと燃焼効率を高めて体温を上昇させる

暑いと発汗作用が起こり、体温を下降させる

この一連の働きを「恒常性」と呼びますが、

冷え性に悩む人の多くは

この体温調節の恒常性が上手く機能できていな可能性があります。

体温調節が上手く機能していない原因として

①皮膚の寒さを感じる神経の働きが低下している

１日中、一定の温度に保たれた

室内に居る事が多く、

環境の変化に慣れていない場合や

着圧ソックスなどで体を締め付けて

血流が悪くなっている人は

皮膚にある寒さを感じる神経の働きが低下することがあります。

②自律神経の働きが低下している

ストレスや不規則な生活習慣により

自律神経の働きが低下して

各器官に体温調節の指令が上手く伝わっていない可能性があります。

③血流が悪くなっている

血流が悪くなると、体の中心にある

温かい血液が、体の隅々まで届きにくくなります

それが原因で、

手足が冷たい感覚に陥ります。

④筋肉量が少ない

筋肉は熱を作り出す働きがありますが

筋肉量が少ないと、当然ですが

生成される熱量も下がってしまいます。

特に女性の場合、

男性に比べて全体的な筋肉量が低く

その為に、冷えが起こりやすいとも言えます。

⑤病気が原因の場合

冷えの原因として

甲状腺機能低下症や貧血

膠原病や閉塞性動脈硬化症が挙げられます。

■冷え性の改善方法

上記で述べた

「冷え性の原因」を改善することで

冷え性は改善されていきます。

１日中、室内に居るような生活習慣をやめて

適度な運動を行い、筋肉量を増加させて

着圧ソックスなど、体を締め付ける事は避ける。

病気により冷え性になっている場合は

病気を治さない事には改善しませんので

その場合は専門医にご相談下さい。

■血流改善と体温を上昇させる、婦人科の要穴「三陰交」

足に三陰交というツボがあります。

内くるぶしから

自分の手の指で４本分上の所が

三陰交です。

生理、妊娠、出産、更年期など

女性特有に引き起こる症状に対して有効なツボで

“婦人科の要穴”と呼ばれています。

この三陰交は

血に関する病気や症状にも有効とされており、

貧血や血液の流れが悪い場合にも

刺激を加えることで高い効果を発揮します。

これからの寒い時期は

冷え性の対策として、この「三陰交」に

お灸を据えて、温めてあげるのが良いでしょう。

鍼やお灸がどういうモノか？

詳しい内容は下記にて解説していますので

ご参照ください。

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