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精神的、肉体的なものを含め

人はそれぞれ何かしらのストレスを受けています。

ストレスの強度によっては

それが原因で

「狭心症」

などを患うリスクも高まり、注意が必要です。

ストレスは大別すると２種類に分かれます。

・精神的ストレス

・身体的ストレス

ですね。

精神的にしろ、肉体的にしろ

『ストレスを溜めると良くない』

というのは誰もが認識している

共通の「当たり前」だと思いますが

『なぜストレスを溜めるのが良くないのか？』

について、具体的に述べる事は難しい筈です。

ですので、今回は

そんな「ストレス」を題材にして

述べていきたいと思います。

■精神的ストレス

精神的ストレスとは

言葉のまま「精神」

つまり「心」の内側に感じるストレスの事です。

一般的には

人間関係・お金の悩み・仕事の悩み

生きがいや人生そのもの、など

何かしらの

「悩み事」から起因する事がほとんどです。

世の中には

『精神的ストレスが全くない』

と感じている方も

極稀に居るかもしれません。

しかし人間は

少なからず無意識の内に

悩み、考え、精神的な負担を強いられています。

それを

「意識」として感じているのか

「無意識」で感じていないのか

の違いでしかありません。

当然、「意識」して強く感じれば感じる程

精神的ストレス

としての印象が強くなります

■肉体的ストレス

精神的ストレスが「心」の内側

とするならば、

肉体的ストレスはそれ以外の「体」

つまり、肉体そのものが受けるストレスの事です。

重い物を長時間持ち上げ続け、腕の筋肉に

「負担を掛け続けた」

というものであったり、

生活習慣の乱れから

睡眠不足に陥り、体調が悪くなるのも

「肉体的ストレス」です。

肉体的ストレスは

精神的ストレスに比べて

感覚的に「痛み」や「疲れ」が顕著に出るので

ほとんどの人が日々体感している事かと思います。

■精神的・肉体的ストレスがなぜ体に良くないのか？

『ストレスを溜めると体に良くない』

周りから言われた事も

自分が誰かに対して言った事も

あるのではないでしょうか？

では、

『ストレスを溜めると、なぜ体に良くないのか？』

一言で表すと

ストレスが溜まる事で人間の体は

「恒常性が欠如する」

からです。

恒常性は

別名としてホメオスタシスとも呼ばれます。

体の環境を

一定の状態に保つ力の事ですね。

例えば

・血圧や血糖値の正常範囲内での維持

・気道の粘膜の分泌量の維持

・ホルモン分泌量の維持

などですね。

ストレスが溜まると

これらの恒常性が欠如します。

その結果として

・高血圧 or 低血圧

・胃酸過多

・粘膜分泌低下による免疫力の低下

・免疫低下による感染症のリスク

・ホルモンバランスの崩れによる自律神経の乱れ

などの、体にとって良くない状態に陥ります。

■恒常性が欠如し、狭心症などのリスクが高まる

精神的、肉体的ストレスが溜まり

恒常性が欠如する事で

様々な病気になる可能性があります。

その中でも

狭心症はストレスによる発生率も高く注意が必要です。

※狭心症とは

心臓にある冠状動脈。

その動脈の内腔が狭くなり、

心臓が動作するのに必要不可欠な量の

血液を送り出す事ができなくなる事により起こります。

症状として

前胸部を中心に、痛い重たい苦しみを感じるが

一つの狭心症の特徴です。

症状が出た際は安静にしていれば

症状が落ち着き、重苦しい痛みも落ち着いてきます。

狭心症は心臓病の１つとして

身近に起こる事も多く

ストレスからも起因しやすいので、

ストレスを溜めると体が悪くなるのと同時に

心臓病のリスクが高まる事にも留意して下さい。

参考にして頂けますと幸いです。