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今年も梅雨の季節がやってきました。

梅雨は湿度が高く、

じめじめすることで

息苦しさや、体調不良を起こす方も多いでしょう。

では、なぜ湿度が高くなると

体調不良を起こすのか？

それらについて

今回はお伝えさせていただきます。

■高湿度が人体に与える影響

＿◆だるさと疲れ

一般的に、最適とされる湿度は

40～70%とされています。

この基準より

低いと「乾燥」

高いと「湿気」

を感じるようになります。

70%を超えて

高湿度になることで

まず第一に「息苦しさ」を感じます。

人が呼吸する時に

空気を吸い込みますが

空気中が高湿度になると

水分を感じるようになるので

「息苦しい」という状態になります。

この「息苦しさ」により

体温調節が上手くいかなくなり、

熱が体にこもりやすくなります。

熱が体にこもると

当然ですが、疲れやすくなりますね。

また高湿度の環境ですと

消化酵素の働きが悪くなるので

消化不良を起こし、

食欲の減退にもつながります。（夏バテ）

＿◆カビによる病気

湿度が高くなると

カビが発生しやすい状況になります。

カビは湿度が50%以上の環境下で

繁殖をはじめ、60%を超えると

急激に繁殖します。

我々の体はカビによる

・アレルギー疾患

・感染症

・カビ中毒

など、

これらの病気を引き起こす可能性があります。

＿◆高湿度の環境による「熱中症」

【暑いところで熱中症が起こりやすい】

と思われていますが

決して「暑さ」だけではありません。

高湿度の環境になり

体温調節機能の働きが悪くなり

体に熱がこもる事で

発汗機能にも障害を起こします。

また、血液中の濃度も高くなり

血液の流れが悪くなります。

そうなると、

脳へ酸素を供給しにくくなり

痙攣を引き起こし、失神して

最悪の場合は臓器不全を起こして死に至ります。

■高湿度の環境は総じて人体に悪影響

以上の事から

高湿度の環境は人体にとって

悪影響を及ぼします。

湿気対策として

除湿器を利用したり

日中の暑い間、人だかりの無い場所では

マスクを外しておくなど

個人個人で対策するようにして下さい。